穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

宿命

箱ONEストアでセールになっていたイタリアのメーカー

による2本。

上のタイトルはプレイした時はキチンと翻訳されていま

したが、下のはおそらく英語版のみの日本語は無し。

こういう中途半端な売り方をされるのが結局、ユーザーが

一番困ると思うのですが。

 

 

 

シャーロック・ホームズの悪魔の娘も割引されていまし

たが、当然のようにこちらも英語版のみ。

こういう未翻訳版ではせっかく国内で販売しても殆ど売り

上げには繋がらないと思うのですが、実際はどうなので

しょうか?

最近は翻訳されるのは専らPC版ばかりで、それも有志の

手によるものばかりという寂しい現実。

昔の様にちょっとしたタイトルでも日本語版を出してもら

えたのは、凄く贅沢なことだったのだなと今更ながらに。

 

 

 

文春で連載中の玉吉さんの「日々我人間」

待望の2巻が発売されました。

日々の理不尽な苦労を楽しみつつ、変わらぬマイペースで

執筆されておられるようで、読み手のこちらも一安心。

 

 

 

はい、今日はこちら。

デューク・エリントンのプロデュースにより、パリで録音

された後期バド・パウエルの名盤「BUD POWELL IN

PARIS」です。

 

 

 

終始リラックスしたムードの中でパリ在住のミュージシャ

ン達を従えて自由奔放にピアノを奏でるパウエルさん。

初期のように鬼気迫る様な激しい打鍵は望むべくもありま

せんが、運指も思うようにいかないはずなのにこの素晴

らしい表現力。

才能のある人というのは、そういった制約すら逆手にとっ

て己が表現へと昇華してしまうのだなといたく感心いたし

ました。

 

 

 

ただ、一点残念な点として、このワーナーの24ビット・

リマスター盤。

音圧を上げ過ぎなのか膨張気味に聴こえるベース音等が、

なんとも耳触りでいけません。

最新のリマスター版が時代に迎合したかのような安易な

音圧稼ぎの仕上がりでは、せっかくの名盤も勿体ないと

いうもの。

できればこういった物は今後の発売盤で改善して欲しいと

ころなのですが、実際のところなかなか難しいものがある

のでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは。