穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

何かが変わってゆく

お土産にワッフルをいただきました。

中に挟まれた苺が甘酸っぱくてよいアクセントに。

 

 

 

WOTでの今年のエイプリルフールネタは移動トーチカで

陣取り&殴り合いというもの。

今年はなかなかシュールな線で攻めてきました。

一見、単純なようでいて、なかなかどうして頭を使わな

いと容易には勝たせてくれません。

 

 

 

はい、今日はこれを。

アメリカン・プログレ・ハードバンドのエンジェルが

75年に発表した1st「ANGEL(天使の美学)」です。

 

 

 

あのキッスの弟分として同レーベルであるカサブランカ

レコードからデビューした彼等。

悪魔的イメージのキッスとは正反対な純白衣装に身を包み

文字通り天使のイメージで売り出され、それらは初期クイ

ーンの衣装も想起させるようでした。

 

 

 

3rdでより大衆向けにポップ路線へと進んだ彼等ですが、

この1stと続く2ndではブリティッシュ・ロックと同等の

多分に湿り気を帯びたメロディーと分厚いメロトロンや

シンセを従えプログレ然とした凝ったアレンジと構成で

聴く者を唸らせます。

そう、レーベル側が打ち出したアイドル路線のバンド

だろうと舐めてかかると、その高度な演奏テクニックと

楽曲に舌を巻くことになります。

また、インスト曲の「エンジェルのテーマ」は、オジー

「Mr. Crowley」の元ネタとしても有名ですね。

 

 

 

作曲及び演奏技術はアイドルバンドと呼ぶのも失礼なくら

い達者且つ、洗練されたものですし、あの元すかんち

ローリーさんをして大好きなバンドの1つであると言わし

めた程のものなのです。

実際、すかんちには「That Magic Touch」からフレーズを

まんま拝借したと思しき「魅惑のヤングラヴ」という曲も

あるぐらいですしね。

 

 

 

初来日時に招聘元の倒産により、ここ日本でのプロモート

は失敗に終わってしまいましたが、本国アメリカではその

後も評価を上げ、充分な成功を収めたのでした。

ファンの間ではこの1stと2ndこそが彼等本来の姿であると

断言する者も多く存在するのも納得な完成度です。

 

 

 

 

 

 

それでは。