穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

見えない絆

夜の海岸線は、真冬の刺すような厳しい北風が容赦なく吹き付け・・・
早く帰ろう。



帰宅後はイギリス戦車特集のアーマーモデリング2月号を
読み返していました。
表紙ではダー様がしたり顔でそれっぽいことを言っていますが
気にしない方向で。



模型誌でもイギリス戦車の特集自体が稀なので、この号も資料的な
意味で貴重な1冊となりそうです。



はい、今日はこれを。
プログレ・ハードロックバンドのラッシュが2004年に結成30周年を
記念してリリースしたミニアルバム。
ロックのスタンダード・ナンバーばかりをカバーした企画盤
「FEEDBACK」です。



メンバーが多感な時期に影響を受けた曲をそれぞれ持ち寄って
ラッシュ流で料理した曲の数々。
ヤードバーズバッファロー・スプリングフィールドなどのカバーが
ありますが、まずは1曲目、のたうつような歪んだギターリスが
続いたかと思うとやがて、お馴染みのあのリフへと変化する
「SUMMERTIME BLUES」でスタート。
元ネタはエディ・コクランが58年に発表したものですが、数々の
アーティストにカバーされ広く知られる1曲ですね。
が、ここはやはり俺が敬愛するザ・フーのバージョンのカバーだと
勝手に思うことにしています。
他にも同じザ・フーの「THE SEEKER」も収録されていることですし。
ミニアルバムなので収録曲も8曲と昨今のアルバム事情を考えると
けっして多くはありませんが、ここはまあ企画盤ということでひとつ。
そしてクリームのカバーでもお馴染みなロバート・ジョンソン
「CROSSROADS」でアルバムを締めるのがなんともニクイところで。



元がクラシックロックの名曲達ですからシンプル且つコンパクト。
そのへんを踏まえてなのかラッシュのメンバー達もあまり過剰な
アレンジは控えたようですね。
飽きの来ない絶妙なさじ加減のアレンジで料理された曲の数々。
繰り返しの視聴も全然苦痛にならない実に馴染み易いアルバムなのでした。

















それでは。