今日も1日冷たい雨模様。
このまま雨から雪に変わりそうな雰囲気で戦々恐々な有様。
このまま冬になっちまうのかな。
さて、今日のWOTですが、今日の味方の方々は大変優秀な方揃い
のようで、いつもの駆逐の消化も苦も無くサクッと終わってしまい、
少々拍子抜けしたぐらいで。
昨日までのあのグダグダさが嘘のようです。
やはり、初心者が荒らし回るイベントが終わるとベテランさん達が
様子を見て戻って来るのでしょうか。
そんなことを考えさせるような試合が多かったのです。
あ、何やらまた新課金戦車が。
Ripperとかいうシャーマンらしいですね。
タイガーペイントで有名なあれかしら?
さて、今日は昨日のエントリでもあげたスティーリー・ダンの
「Gaucho」SACDを集中的に聴き込んでおります。
ディスクはお馴染み緑色したCD-Rみたいないつもの素っ気ないデザイン。
それでは早速、プレイヤーにイーン。
ユニバーサルが最近拘っているフラット・トランスファー仕様なので
無理な音圧上げをしていない為、音は小さめ。
なのでアンプのボリュームは10時ぐらいの位置まで上げて丁度いいぐらい。
さてさて、待ちかねた音はどんなもんでしょうか・・・
1曲目「Babylon Sisters」のドラムの後に続くリムショット、
鋭く歯切れが良い上に残響音の質感も丁度いい塩梅。
重く且つ正確なリズム隊の低音はこちらの体に振動を伝え
自分達の役割と存在をこちらの五感に訴えてきます。
これも音像と奥行きが明瞭で聴いていると楽しくなってきますね。
フェイゲンのヴォーカルも妙なエフェクトが感じられず
自然な感じで好印象です。
そして3曲目の「Glamour Profession」
高校時代に聴いてスティーリー・ダンへの入り口となった曲で
このアルバムで1番好きな曲。
それまでアダルト・オリエンタル・ロックなるジャンルに
触れたことのなかった自分にしてみれば結構な驚きでもありました。
少々神秘的で妖しいメロディーにフェイゲンのヴォーカルが
乗っかって、一種独特の雰囲気を醸し出している1曲。
コーラスワークや各パートの配分等、完璧に考えられた上に
初めからそこにあったかのようなジャストな配置。
初視聴時はそのあまりに鉄壁で城塞のような隙の無さに
訳の判らないまま曲を聞き終えた後、ちょっとした震えに
襲われたものでした。
全体的にクセの少ない音作りで個々のパートは派手な主張をせず
優しく耳に訴えかけてきます。
これだけ音質が良いのはSACDの効果も大きいのでしょうが
使用したアナログマスターの状態から受けた恩恵も決して
小さくはないと考えます。
ユニバーサルのこのシリーズは最良のマスターから起こした音に
妙な色付けを行わずそのままディスクに落とし込んだ物。
その点が評価されているのか高めな値段設定でも一定の支持を
得ているようです。
ちゃんとした物をちゃんと作ればまだまだ届く人には届くようです。
この調子でもっと他アーティストの過去アルバムも掘り返して
欲しいと願うものです。
それでは。