穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

誓いのフォーメーション

今日もずっと快晴で気持の良い1日でした。
そんな訳で帰りはちょいと山ルートで寄り道。



山越しに日没迫る水平線を眺める。
山と海を両方楽しめる贅沢さ。



都会の喧騒とは無縁、山は静かだ。



さて、景色を堪能して満足したところに気に入った音楽で
もうひと押しを。
てなわけで、今日はこいつを。
キーボード奏者の厚見玲衣氏がVOWWOW加入前に参加していた
プログレ・ポップバンドのムーンダンサーが79年に発表した
1st「MOON DANCER」です。
この時の厚見氏、若干21歳だそうで。
ちなみにこちらは97年にアルファレコードから再発された物です。



ハードロック、プログレ等の要素を盛り込みながら基本は
あくまでメロディアスなポップロック
また、その出で立ちから想像できる通り、デビュー時からアイドル的な
売り込みをされていたのも納得です。
煌びやかなキーボードに厚見氏の幾分ロマン過剰気味な味わい深い
ヴォーカルを乗せて奏でられる曲の数々。
1曲目、印象的なピアノのイントロから始まる「鏡の中の少女」は
ともすればそのメロディーや曲の展開からアニソンあたりと
勘違いされそうな曲ですが、そういったことを差し引いてみても
十分に聴き応えのある1曲だと思います。



このようにポップス + プログレという構成で勝負した1stですが、
売上的にはかなり厳しかったようで2ndアルバムの話もあったようですが
実際には頓挫してしまったそうです。
それを受けてなのかバンドの方も解散と短命に終わってしまいました。
もうちょっと分かり易い路線で勝負していればまた評価も
違っていたかもしれませんね。




今日もお気に入りを1枚聴けて満足。
四季の彩りや機微を感じ取り地元の美味い食材を堪能し、
好きな音楽を聴きながら本を読んだり。
決して便利とは言い難い田舎暮しではありますが、便利さに
染まり過ぎないためにもこれはこれでまた楽しいものなのです。










それでは。