穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

刑務所はいっぱい

今日の日中は随分と暖かく、ちょっと動くと汗ばむほどで。
あー、冬場もこんな気候なら雪にも悩まされずに仕事も捗るのになーと
毎度の無い物ねだりを。



昨日に引き続き今日もBOOKER T.& THE MG'sを聴いてます。
今日は彼等の2nd「SOUL DRESSING」を。



彼等が1963年から1965年にかけて発表したシングル音源を集めたもの。
1stに比べオリジナル曲が増え、アルバム越しに彼等のやる気が伺えるようです。
首までドップリなドが付く程のブルーズまみれかと思えば、「OUTRAGE」みたいな
軽快なラウンジ風な曲もあったり、かと思えばジャジーなスイングナンバーもありと、
なかなか懐が深い構成になっていますね。



1stほどのヒットはしなかったようですが、それでも充分に聴き応えのあるアルバムで
後に再評価されたのも頷ける納得の出来。
今作でもブッカー・Tの分厚いハモンドオルガンにスティーブ・クロッパーの剃刀のように
切れ味鋭いギターが絡み合い特濃な仕上がり。
クロッパーのカッティングギターの切れ味ときたら聴き込むほどに味わいが増し、
惚れ惚れするような素晴らしい弾きっぷりで、只々、溜息が出るばかりです。



この、ATLANTIC R&Bベスト・コレクション1000シリーズ、調べてみたら他にも興味深い
アルバムが目白押しで俄然興味が湧いてきました。
ただ、惜しむらくはこの素晴らしいリイシューも期間限定という事実。
期間内になるべく気になったアルバムは押さえていく所存です。



それでは。