穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

パノラマ島へ帰る

低気圧の影響か、天気はいいものの相変わらずの強風。
海岸線を走ると波しぶきがバシバシ飛んできます。



さて、今日はこれを。
ラスカルズのフェリックス・ギャヴァリエが音頭を取った
3ピースバンド、トレジャーが77年に唯一残したアルバム、
タイトルもバンド名と同じく「TREASURE」です。



ラスカルズとしては幕を下ろした後もソロ活動に専念していたフェリックス・キャヴァリエ。
そんな彼が再び腰を上げて結成したのがこのバンドです。
当時、流行り出していたAORの要素も取り入れた爽やかポップロック
同時代のカンサスとか産業ロックと呼ばれたあの辺の音を目指したと
思しき音作りがされています。



決して出来は悪くはありませんが、いまいち決め手に欠けるというのが正直なところ。
勿論、聴き込めばその良さがジワジワと染みてくるスルメタイプの
アルバムでもあるのですけど。



派手さは皆無ですが酒でも飲みながらじっくり聴き込むには
最適なアルバムだと感じました。
けれども、やっぱり地味過ぎて次のアルバムに繋がらなかったのかなどと邪推してみたり。



それでは。