穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

赤ちゃんにするぞ

久し振りにアピナに寄ってみたところ、以前より設置台数が
減少していました。
一時的なものなのか、それとも今後も徐々に数を減らすのか?
それでもこいつは元気に稼働していました。



俺の方はいつも通り雷電IIを数プレイ。
相変らず4面から先へは進めませんが。



何年か前に購入した同人誌。
80年代後期から90年代前期に発売されたセガアーケードゲーム
所謂セガ黄金期のアーケードや家庭用ゲームを扱った同人誌。
セガ・アーケード・クラシックス VOLUME 1」です。



オールカラーに細かい解説と商業誌顔負けな贅沢な造りの1冊。



80年代後半と言えばハングオンから始まったセガ体感ゲーム
シリーズが全国のゲーセンを沸かせ、一大ムーブメントを
起こしていた頃でしょうか。
映像と音ともに一歩先行く技術力には感服しましたが、空間を
把握するのが少々苦手だった自分にはスペースハリアー以外は
どうにも馴染めず、一連の体感ゲームは上手いプレイヤーに任せ、
そのプレイを横で見ている日常でした。



そうした多少の疎外感を感じながら俺でも楽しめたセガ
体感ゲーム以外のタイトル。
それが1研開発の忍やゴールデンアックス等でした。



この頃の1研ゲーの特徴であるアドリブ無しで完全パターン化
された敵の動き。
それらを記憶し対処しながらコツコツと進めていくのが自分の性に
合っていたいたようなのです。



しかし、この冊子、これまた俺のフェイバリットでもある1研の
エイリアンストームあたりまで網羅してあり非常に嬉しい
チョイスをしているところが憎いです。



しかも巻末ではサントラ紹介や各機種への移植版の比較検証
までと、痒い所に手が届いた非常にいい仕事です。
なにより驚きなのが著者はアメリカ人のいちセガファンなのだと
いうから二重の意味で驚かされました。
海外在住のセガファンが持つ物凄い熱量にあてられた気分になり
初めて読んだ後は暫し放心したような状態になってしまった記憶が。



十代の多感な時期に業務用、家庭用を問わずどっぷりとセガゲーに
浸かっていたあの頃。
読めばすぐに当時の情熱が蘇ってくる感覚に支配されてしまい、
それ故、思い出してはまた読みたくなる濃い1冊なのでした。

















それでは。