穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

火の山へふたたび

今週号の漫画ゴラクに沙村さんが作画を担当した作品が掲載。
38Pの読み切りで、大変楽しませていただきました。



はい、今日はこれ。
成毛滋つのだ☆ひろ高中正義のバカテク3人組からなる
プログレ・ハードロック・スーパーグループ、フライドエッグ。
これはその彼等による72年に発表された唯一のスタジオ盤
「ドクター・シーゲルのフライドエッグ・マシーン」です。



元々は成毛滋つのだ☆ひろの両氏のハードロック・ユニット、
ストロベリーパスに高中さんが加わる形で結成されたのがこの
バンドの成り立ち。
当時の日本のバンドとは思えぬぐらい、洋楽のエッセンスを
取り込みろ過した後、抽出している点にまず驚かされます。
EL&Pのタルカス、ユーライア・ヒープの対自核などなど、数え
あげれば切りが無いくらいのオマージュの嵐。
また、そうしたものをサラリと聴かせてしまうセンスと実力には
ただただ舌を巻くばかり。
当時はフォークミュージック全盛時代の影響なのか、これだけ凄い
内容のアルバムでも売り上げは散々だったというのですから、
やはり、彼等のやっていることが早過ぎて時代が追いつけなかった
ということなのでしょう。



こうして時間が経過した現在ならこのアルバムも正当な評価を
受けるのではないかと考えます。












それでは。