星峠の棚田も今年の田植えはあらかた終えたようです。
秋には一面の見事な実りを見せてくれることでしょう。
今日も1枚。
先のエントリにも挙げたスネイク・チャーマーの2ndアル
バムがこちら、「BACKYARD BOOGALOO」です。
前作のリリースから5年が経過した98年にリリースされた
のが本作。
所謂、バンドではなくユニット扱いでのリリースで、あれ
1作きりだったのかなと1stが気に入ったその分、モヤモヤ
としていたところへこの2ndが届き、大いに喜びました。
しかし、この2ndではお気に入りのピート・サンドヴェリ
の名は無く、代わりにヨラン・エドマンの名前が。
少々、ガッカリしながら聴き始めた本作は、しかし、今作
の曲調には意外な程馴染んでおり、その人選にも納得せざ
るを得ないのでした。
前作の明るく爽やかなアメリカン・ハードロック路線の曲
でも勿論ですが、4曲目「WHITE NOISE BOOGIE」のよ
うな湿り気を帯びたブリティッシュ・ハード路線では意外
な程その声が曲に馴染んでおり認識を改めた次第です。
考えてみたらヨルン氏もインギー先生の「ECLIPSE」でも
歌っていましたし、マイルドな歌唱にも定評がある北欧メ
ロハー系のバンドには欠かせないベテランでしたね。
そして今作でも収録されているカバー曲には、なんとあの
ボウイの「LIFE ON MARS?」が選ばれていたものですか
らその意外さと合わせて2度、驚きました。
好きな曲だけにその見事なアレンジにも聴き入ってしまっ
たましたことは言うまでもありません。
それでは。