穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

ヴァレリー

今日は1日山の中。
雨の中をもくもくと歩く。
熊や猪は御免被りたいと祈りつつ。


遅めの帰宅で即、モツ煮で夕飯。
冷えた体に有り難い。



今日はこれを。
ナイトウィッシュのギタリスト、エンプーによるサイド・プロジェクト
ブラザー・ファイアートライブの06年に発表された1st「ブレイク・アウト」です。



ジャケットから溢れ出るこのダッサダサ感!
しかし、曲を聴いてしまえばそんなものは些末なものだったと感じるはず。
分厚いキーボードとコーラスワーク、ザクザクとリフを刻むメタリックなギター、
それらひとつひとつがこのバンドの屋台骨。


曲はといえば、まんま、80年代ド真ん中のそれ。
ジャーニー、ボストン、スティクスなどなど、あの辺をリアルタイムで聴いて
好きだった方なら文句無しの出来栄え。
やー、最初はサイドプロジェクトと聞いていたので、どうせ片手間で
ぱぱっと作ったアルバムなんだろと高をくくっていたら、その本気度に腰を抜かしました。


いや、この人達本気です。
偉大な先達に敬意を払いつつ、80年代に王道だったあの、ビッグでゴージャスなサウンド
大真面目にプレイしています。
曲のクオリティも高水準。
ナイト・ウィッシュのようなオペラチックな曲調は影を潜め
哀愁漂うメロディアスなハードロックが大半を占めています。
ただひたすらに熱く、魂のこもったプレイがこの1枚に凝縮されているのです。
自称メロディー派は避けては通れない1枚であると確信する1枚です。



それでは。