穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

女囚のブルース

朝方の冷え込みは伊達ではなかった。
そのおかげの快晴により非常に暖かかった今日1日。
願わくば年内はずっとこうだと大変助かるんですけど。



飽きもせず基板使ってぼちぼちと配信環境を煮詰めています。
モノはデコの縦シューティグ、空牙。



画面が小さければ安定するのですが、今度は配信時に見づらくなるしと(特に縦シュー)
満足がいく状態に持っていけるのはまだまだのようです。
地道にコツコツとやっていきましょう。



さて、今日はこれです。
ローウェル・ジョージ率いるリトル・フィートが75年にボストンで行った
FMラジオ用のライヴ音源「Hellzapoppin」です。



5枚目のアルバム発表直前、個々のメンバーも力をつけ、メンバー全員の
脂が乗り切っている時期の充実のライヴ音源です。
バンドの持ち味でもあるあの独特の泥臭さはそのままに、他ジャンルの要素も
吸収し自在に拡散していくその様は、まさに全盛期の勢いが成せる技。
ファンクやジャズの要素も違和感なく溶け込ませ実にセンスのいい
アレンジで聴かせてくれるのです。
ライヴ盤といえば78年の「Waiting for Columbus」がオフィシャルでは有名でしたが
なかなかどうして、こちらのライヴ盤も内容では負けてはいないと思います。



特に11曲目の「Dixie Chicken」から12曲目の「Triple Face Boogie」への
ファンにはお馴染みであろう流れは、ローウェル・ジョージの弾くスライドギターが
実に素晴らしく部屋に居ながらにして会場で聴いているように
錯覚してしまいそうになるほどで。
これを聴くとやはり、ジョージが在籍した時期のフィートが楽曲の充実度を含め
特別な存在であったことが身に染みて分かるのでした。



こうして存命時の素晴らしい演奏を聴く度に無い物ねだりと分かっていますが、
もし、ジョージが存命ならまだまだ素晴らしい曲を沢山生み出していたのではと思うと
残念でならないのです・・・



それでは。