穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

夕陽に光る岩山の秘密

好天に恵まれた日曜日でした。
みぎひざさんとこのガルパン・ナンセンスギャグ本である
ぼうけんのしょ」の続編、「極ぼうけんのしょ」を読みました。
もう2冊目とは早いですねえ。



今回も速効性のものからジワリとあとから効いてくるものまでと
ゆるゆるなものもあれば切れ味鋭いものもある、荒唐無稽な
ギャグの数々。
しかし、秋葉タイトーのシャッター音って・・・



はい、今日のBGMはこれ。
英国の手数魔人としてお馴染みなドラマー、ジョン・ハイズマンが
率いたブリティッシュプログレ・ハードロックバンドである
テンペスト
彼等が英国BBCに残したラジオ用のライヴ音源集がこちら。
「IN CONCERT 1973-1974」です。
これもラジオ放送用音源発掘レーベル、フランスのOn The Airから
のリリースです。



短い活動期間の中でBBCに残した73年と74年の音源から編纂された
ライヴ音源集。
収録曲の一部は以前発売されたコンピ盤「UNDER THE BLOSSOM
にも収録されていましたが、今作ではギターがオリー・ハルソール
のみのトリオ時代の音源も収録。
ハルソール時代もかなりのものですが、やはり、1〜7曲目の
アラン・ホールズワースとオリー・ハルソールが派手なレガートや
一筋縄ではいかないフレーズを織り込みつつ、ツインギター
聴かせる曲の数々は圧巻です。
お互い持てる力と力の全てをぶつけ合い、火花を散らす激しい
ギターバトルは、何遍聴いても震えが来るほどのもの。
猛烈に叩きまくるジョン・ハイズマンのドラムがしっかりと
バックを支え、唸りを上げるキーボードが吐き出す轟音の壁
それらが破綻することも無く、きちんと一つの形に纏める
ことがでる演奏力は折り紙付き。



いやー、これほどのライヴにはなかなかお目にかかれるものでは
ございませんよ、本当に。
これだけの内容ながらその知名度故に、知る人ぞ知る的な扱いなのが
なんとも歯痒いのです。



しかし、このフランスのOn The Air
バッジーの時もそうでしたが、実に貴重な音源ばかりをリリース
し続けるなかなか侮れないレーベルだと感じた次第です。














それでは。