穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

父親憎悪

ああ、今日も食べてテレビ見て寝ての無為な1日。
でもいいの、正月だから。



食っちゃ寝の最中、少しでも耳に栄養をと思い、これを。
スタン・ゲッツの1949〜1950年に三か所で録音された音源。
STAN GETZ QUARTETS +4]です。
ボーナストラックが4曲追加されたものですね。



その時代時代で表情を変えるゲッツさんの演奏スタイルですが、
これは初期、所謂「クール時代」と言われる頃に出た音源。
また、ファンの方々からは間違いなく初期の最高傑作とも言われる1枚。
とかくこの頃の演奏は計算さえ尽くされてどこか冷たさを
感じさせるように聴こえますが、よく聴いてみるとそんな中にも
よく歌うテナーサックスの音色から伝わる彼独特の温かみが
感じられるのが好印象。
名曲名演盛り沢山な本盤ですが、2曲目「I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN」
3曲目「WHAT'S NEW」なんかは間違いなくこのアルバム内で
1、2を争う名演だと自分なんかは思うのです。



酒でぼやけた耳と頭に染み渡る柔らかなテナーサックス。
いい正月だ。




それでは。