朝晩は随分と冷え込み一気に秋めいてまいりました。
さあ、今日もHORIZON2だ。
箱ONEを起動起動!
今日もポルシェをメインにイベント消化。
カレラGTで参戦したところ、そのイベントのライバル車が全て
カレラGTになっているという面白い現象。
ステージが変われどカレラ、カレラ、カレラ。
はい、今日のBGMはこれ。
アイルランド出身ドクター・ストレンジリー・ストレンジの
70年発表の2ndアルバム「HEAVY PETTING」です。
ぐるぐる模様でお馴染みのヴァーティゴ・レーベルからのリリース。
そして、このアルバムといえばやはりこのロジャー・ディーンが
手掛けたイラストを用いた凝った変形ジャケでしょう。
当時はこういうギミックを仕込んだ変形ジャケが流行ったようで。
音の方はヴォーカルを含めた演奏陣の繰り出すなんともゆるゆるな
サイケデリック・アシッドフォーク。
ときにプログレの文脈でも語られたりしています。
アシッドフォークと聞いて連想するあの音とは少々雰囲気が
違うといいますか、しょっちゅう音を外しまくるオルガンや
リコーダーを聴くに、本当、この人達実は酔っぱらって演奏
してるんじゃないかしら?と、勘繰りたくなるぐらいのヨレヨレさ。
おまけに要のヴォーカルも発声が弱々しくなんとも頼りないですし。
ゲストであるゲイリー・ムーアさんもどういった経緯でこのアルバム
にゲスト参加したのかが非常に気になります。
これはもう、この緩み切った雰囲気と曲を楽しむ為のアルバムなのだ
と俺は認識しています。
実際、こちらも酒が入っていい塩梅で聴くと、この緩さがなんとなく
耳に馴染むというか奥まで響いてくる不思議な波長を発している
ように感じるものですから。
このように斯くも英国アシッドフォークの世界は奥が深いといいます
か一筋縄ではいかないものが多々あるようです。
それでは。