1枚聴きました。
先日、最終回を迎えたぼっち・ざ・ろっく!。
その番組内で主人公が参加しているバンド、結束
バンドのヴォーカルアルバムがこちら。
名前もそのまんま「結束バンド」
視聴中にも「ああ、良い曲あるな」と思いながら
見ていましたが、そのヴォーカル集が最終回直後
という絶妙のタイミングで発売。
OPをはじめとした番組内で流れたあの曲この曲を
この1枚に凝縮。
どの曲も捨て難いのですが個人的にはアルバム中盤
に収録された5曲目「ギターと孤独と蒼い惑星」か
ら、7曲目「あのバンド」までの3曲がガレージ風の
音で且つ、速くて喧しいと大変ツボにハマった次第。
思春期特有の誰にも理解されない的な孤独感と、何
かになりたいが何者でもない自分とういう現実。
そして、それに伴う焦燥感。
「聞いてよ、聞けよ」「足りない足りない誰にも気付
かれない」と、歌詞の端々から聞き取れるそういった
要素が隅々にまでミッチミチに詰まっているものです
から、ああ、同年代の方にはこういった歌詞の曲は共
感を得るんだろうなと感じましたが、先行発売されて
いるシングルの売り上げがそれを証明しているようで
すし俺も大好きです。
アルバム最後、最終回と同様にアジカンのカバー曲で
終わる点も余韻を残しつつまた聴こうという欲求を掻
き立てるのでした。
おかげで昨日からずっと聴きっぱなしな有様です。
それでは。