穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

怪談! 獅子太鼓

今日も1日山の中。
小雨降る中を目的地を目指して黙々と歩きました。
今年は例年に比べて少ないのかもなんて考えてましたが、
やはり山間地はそれなりに積もっています。



さて、今日はこいつを。
アメリカのサザンロックバンド、モリーハチェットが85年に発表した
ライブ盤「DOUBLE TROUBLE LIVE」です。



78年にデビューした彼等はサザンロックのジャンルでは
レイナード・スキナード等より後の世代にあたるバンド。
先達がカントリーやブギー、ブルーズをベースにして発展して
いったのに対し、このバンドもブギーやブルーズが根っこに
あることは確かですが他のサザンロック・バンドと違うところは
ヘヴィ・メタリックなギターソロを盛り込んだり、そういった曲への
アプローチを行っている点でしょうか。
特に高度なことをしているわけでもないのですが、もう、下手な
その手のメタルバンドなんかよりも数倍熱いソロを捻じ込んで
きたりするので侮れません。
ライヴを売りにするバンドが聴けば、このサザンロックでありながら
ハードロッキンな曲の数々に、必ずや胸を熱くさせられることでしょう。



初期アルバムから万遍なくヒット曲を網羅していますが、
やはり圧巻は10分オーバーの9曲目「FREE BIRD」でしょうか。
ゆったりと穏やかに始まる曲はやがて熱気を孕みながら加速し、
曲の後半はほぼ、メタリックなギターソロで埋め尽くされているとゆう
これがもう鼻血モンの熱さ。
聴き終わった後に一気に緊張感が解け、安堵している自分に
気がついたぐらいで。



バンドは今でも元気に活動していますが、オリジナルメンバーは既に
誰一人として在籍していないとゆうなんだか妙な状態での活動。
日本じゃ知名度サッパリな彼等ですが本国アメリカではデビュー盤から
既に売れに売れまくっていたとゆう現象もあったりで。
むっさいオッサン共が喧しくギターを掻き鳴らしながらデカイ声で
がなっているようなバンドですから、ビジュアル的にもここ日本では
やっぱり厳しかったのかもしれませんね。



熱風の如く滾り唸る熱き南部魂。
ガーッと喧しくてノリのいいアルバムを聴きたくなると
これを頻繁にCDプレイヤーに突っ込む自分なのでした。






それでは。