穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

春だ一番!バッジー祭

引き続き、タイトルに深い意味はありません。

今日はバッジーの3rd、NEVER TURN YOUR BACK ON A FRIEND(1973)です。
ジャケットは2ndに引き続きロジャー・ディーンの手によるものです。
まずはアルバム全体を象徴するような、ハードな1曲目のBREADFANでガツーンときます。
メタリカがカバーし、人間椅子も「針の山」と、タイトルと歌詞を変えてカバーしている
有名曲であり、事実この曲がブレイクのきっかけになったようです。
ヘヴィなギターが鳴り響き、高速ベースが這いまわり、そしてバーク・シェリーの
ヴォーカルが切り込み一気に緊張感が高まります。
このベーシストのヴォーカルが線の細い中性的なハイトーンで、バッジーの個性の一つと
言えるでしょう。
そして、長尺且つ、強烈な鳴きのナンバーである7曲目のPARENTSでアルバムは幕を閉じます。
(リマスター盤はこの後にボートラが収録されています。)
彼等の曲は普通の尺が多いですが、飽きさせずに聴かせる長尺曲にこそ意義があると勝手に思っています。