穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

妄想の男

やたらと冷え込んだ昨日。
とっくに片付けたストーブを再度、引っ張り出さねばならなくなったり。
んー、ここ最近は特に寒暖の差が激しくてまいります。



さて、今日はこちら。
イギリス出身の女6人に男1人というハーレムバンド、
ロックビッチの00年に発売された「MOTOR DRIVEN BIMBO」 です。



その登場からしてセンセーショナルだった彼等。
ステージ上ではSMやレズプレイ、更にはストリップの披露なんて当たり前のように
やっていたものですから、ライヴハウス関係の出禁は勿論のこと、当局の厳しい
指導でイギリスでは限界を感じたのかその活動の場をフランスに移した彼等。
しかし、そのフランスでも猥褻行為による逮捕と、その掲げる活動理念に反し
バンド活動はなかなか思うようにいかなかったようです。(当然といえば当然なんでしょうが)



こんな有様なので、話題となった当時も勿論、日本でのライヴなんて言語道断。
いや、日本以外でも当然そうだったんでしょうけど。
行く先々に常にトラブルがついて回るのは、そのスキャンダラスなステージパフォーマンスが
理由なのは火を見るより明らかなんでしょうけど。



さて、そんな彼らはどんな音楽を演るのかといえば、
これはミクスチャーロックの範疇に入るんでしょうか?
ラップとか積極的に取り入れたスタイルですし。
かと思えばバックトラックはギターが前面に出たミドル〜スローテンポな
ドゥームやゴシックメタル調のものもあったりと、そのスタイルにもなかなか掴みどころがありません。
ギターも勿論ですが、たまにベースが印象的なフレーズを聴かせ
「おっ」と思わず身を乗り出すこともあります。



その破滅的な活動スタイルから長くは続かないだろうと予想はしていましたが
案の定、ある時期からプッツリと話題を耳にしなくなったので、
「ああ、やっぱり続かなかったか」とそのまま記憶の片隅に埋もれていたのでした。



ところがその数年後、突如、元メンバーとともに別名義で活動を再開。
ただ、以前と違い全裸同然だったその姿はステージ上ではちゃんと衣服を身に着けた
ものへと変わっていたそうですが。(残念)



そのライヴパフォーマンスがどんなものなのか確認してみたかったバンドの一つなのです。



それでは