穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

山椒魚の呪い

出張も今日で3日目。
良く晴れ渡った天候は同時に凍結ももたらします。
早朝時の運転には充分注意です。



うっし、今日もひたすら登るぜ。
おおおお!アイ!カツ!アイ!カツ!



宿のお風呂は温泉ではありませんが、北アルプスの湧水を
使用したものなんだとか。
これもまた贅沢。



ここでの最後の夕飯、いただきます。



さて、今日はこれです。
現在も精力的に活動を続ける人間椅子が2010年に結成21周年を
記念してリリースした、なんと初めてのライブ盤。
「疾風怒濤〜人間椅子ライブ!ライブ!!」です。



CD2枚に収録時間ギッチギチまで詰め込まれた曲に、単品リリースでも
おかしくないような高品質なライヴDVDと、サービス精神たっぷりな
充実したアルバムです。



正直、何故今までライヴ盤が出なかったのか不思議に思うような
完成度の高さ。
たった3人でこれほどの音の厚さとグルーヴを生み出す技量を持つ
バンドは国内でもなかなかお目にかかれません。
モーターヘッドなどもそうですがトリオ編成のバンドというものには
特有の何か魔力めいたものが潜むのかもしれません。



ベストな選曲とは言い難い面もあるのでしょうが、万人が納得する
ような物は、もうそれこそ各アルバム全曲分収録しないとファンは
納得しないでしょうし、こうゆうものだとの割り切りも大事です。
「針の山」「ダイナマイト」「塔の中の男」などなど、初期から
近年までのアルバムから名曲、佳曲を出来る限り収録。
いずれも聴き応えがありますが個人的ベストはDISK2の6曲目
ドラムのナカジマさんが溌剌と歌うストレートなハードロック
赤と黒」でしょうか。
アルバム「未来浪漫派」の中でも1番のお気に入りだった1曲です。



パープルやツェッペリンなどのハードロックやメタルの有名曲
からの影響を、隠しもせずにストレートに曲に現した作曲の
和嶋氏にも驚きましたが、なんといっても伸びやかな歌声で歌う
ナカジマ氏に一番驚かされたと言うのが正直なところでした。
こうゆう曲によって3人別々にマイクをとるスタイルとゆうのも
メンバーの意外な一面を見ることができ良いものですね。



曲を楽しんだ後はDVDで動く彼等の姿も堪能でき、まさに一石二鳥
とはこのことです。
あんなに複雑な演奏をこなしながらそれぞれ歌まで歌ってしまう
技量には舌を巻きますね、本当。
彼等のライヴは関東に居た頃、それこそ22〜3年くらい前に2度ほど
観たことしかありませんでしたが、この映像を見るに衰えたとは
とても思えませんね。
寧ろ、技術も勢いも年々進化しているのではと感じさせるほどの
納得の充実ぶり。
いやー、本当、ピシッと決まる演奏は見ていて気持ちがいい。



このバンドには限界などとゆうものは存在しないのでは?
ここでの彼等を見聞きした後では、尚更そう感じずには
いられないのでした。








それでは。