穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

おもちゃやめぐり

久し振りのお湿り。
しかし、こんな小雨じゃ降った内に入りませんが。
水くれ不要なぐらい降ってくれ。



さて、今日はこれを。
今は亡きローウェル・ジョージが率いたリトル・フィート
73年発表のFM放送用のライヴ音源「AMERICAN CUTE」です。



73年といえば3rdアルバム「Dixie Chicken」のリリース年。
このライヴもアルバム発表に合わせたものだったんでしょうか?
音はこもり気味で決して良好とは言えない状態ですが、反面、
ローウェル・ジョージのギターが前面に出ている影響もあってか
演奏自体が非常に生々しく聴こえます。



2曲目「Two Trains」のラフで図太いコードカッティングを聴くと
背中にゾクリとしたものが走るなど、後に言われる黄金期のメンバーでの
演奏なので、他の曲も充実しているのは当たり前。
また、初期曲の美味しいところを殆ど網羅できる点も有り難いです。
オフイシャルな音源ではないとはいえ、未発表音源、それも初期曲のものとなれば話は別。
存分に楽しませてもらいました。



ローウェルはじめ個々のメンバーの力量にも唸らされる充実した内容の1枚。
決して褒められた音質ではありませんが勢い溢れるその演奏はハードロックの
手法にも通ずるものを感じ取った自分です。



それでは。