穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

陽炎

主に北の方から続々と初雪の報せが。
ウチの方も昼にちょっとあられがパラついたので
時間の問題なんでしょうが。



夕飯は野菜と餃子で餃子鍋。
白菜シャキシャキ、大根ホクホク、そして餃子はモッチリと汁気たっぷりで。
ああ、冬場は毎日鍋でもいいな。



さて、鍋で温まったところで今日はこれ。
先日、初来日にあたるイベントをドタキャンしてしまい
非難轟々だったキングダイアモンドの2005年に発表されたライヴ盤
「DEADLY LULLABYES LIVE」です。
大ボリュームの2枚組。



データを見ると2003年に発表された「The Puppet Master」発表に伴う
USライヴとありますね。
新譜のプロモーションも兼ねたライヴでしょうからそちらからの曲が
多いのかと思いきや、万遍なく過去の名曲群もやってくれてる
サービス精神満点なキングさんなのでした。
1曲目の「Funeral」から場内割れんばかりのダイアモンドコール。
観客の期待が如何に大きいかがよく判る一幕です。



曲の方もフェイクは無しできちんとハイトーンで歌うキングさん。
演奏も纏まっており音質も良好です。
ただ、曲によってはいきなり低音が薄くなってしまい、
ベース音は殆ど聞こえず、おまけにドラムまでバスドラの音が
薄くなり結果、ただスネアがポコポコと鳴っているだけのような
残念な状態の箇所がいくつかありました。
ただ、演奏自体は総じてレベルが高く誤魔化し無しでここまで
キッチリやれるのは何気に凄いと思うのです。
このレベルの演奏を先のイベントで披露していればここ日本での
評価も確実に向上すると思われただけに、キャンセルが残念でなりません。



そういうマイナスイメージを抜きにしても高品質なライヴアルバムには
違いありませんので、存分に楽しんだもの勝ちということでひとつ。