穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

美しいおとめ座の少女

降りはしなかったものの冷え込んだ一日、明日は雪や雨との予報。
あー、降られるのはちょっと困るなあ。



現場周辺にて、先日見かけた馬が仲良くお互いの毛を食みあっていました。
お馬パカパカ、可愛いなあ。



帰宅後に夕飯。
宿泊している宿はバイキング形式なので、食べ過ぎないように
注意しないといけません。



特に出かける所も無いので出張中は音楽ばかり聴いています。
今日はこれ。
ボン・ジョビのリッチー・サンボラが在籍していたことで有名な
ロディアス・ハードロックバンド、メッセージが85年に
インディーズより発表したミニアルバムに発掘音源を加え
再発された1st「Lessons」です。
野暮ったいジャケットも実に当時らしい。
国内盤は95年に今は亡きアポロンのレーベルであったFEMSより
発売されましたが、こちらはそれに更にボーナス曲を加えキングより
再発されたリマスター盤となります。



リッチー・サンボラがボン・ジョビのデビュー前に
参加していたことでも知られています。
俺の大好きな同系統のバンド、プロフェットのディーン・ファザーノが
中心となり、そこにリッチーと元ボン・ジョビの
アレック・ジョンサッチが加わったプロジェクトでした。



アルバムはディーンの情感豊かな爽やかヴォーカルで聴かせる
ロディアス・ハードロックの好盤。
ところどころに見え隠れするプログレ要素は後にプロフェットでも
その路線を推し進めたディーンの影響もあるようです。



元がミニアルバムなのでメッセージ名義の曲としては5曲。
他はディーンのソロ用の曲を中心に纏められた変則的な内容。
そんなわけで、本格的なフルアルバムは98年にビクターから発売された
「FINE LINE」がそれにあたります。



曲の方はメロディアス・ハードの愛好家ならどストライクな
好曲が揃い踏み。
ここでもメロディーメーカーとしてのディーンの非凡さが
如何なく発揮されています。
このアルバムとの出会いはある店で試聴機に入っていた前述の
アポロン版を耳にしたのがきっかけでした。
しかし、その時はお金の都合で買えずじまいで結局、数年後に
上田のセガ横にあるツタヤCD販売コーナーで見つけて無事購入に
至ったのでした。
とにかく5曲目の「STORIES」の透明感溢れる仕上がりにノックアウト
されてしまい帰りの車中ではずーっとそればっかり聴いていたのを
今でもよく覚えています。



元がインディー盤なのでリマスター盤とはいえ、音質はそれなりですが、
そのメロディーの質の高さでメロディアス・ハード愛好家に
お薦めの一枚ですね。









それでは。