穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

凧に乗って来たマルチ

今日赴いた現場でも容赦のない吹雪で閉口しました。
仕事の再開まで暫し天候の回復を待つことに。



寒かったからイカンと知りつつ、またラーメンを。
冷え切った体に沁みわたります。



はい、今日はこちら。
先日のガールからの繋がりでL.A.ガンズでも。
88年発表の1st「L.A.GUNS(砲)」です。



結成当時のガンズ・アンド・ローゼズの片割れでもある
トレイシー・ガンズが中心となり、先に挙げた元ガールの
フィリップ・ルイスを加えて結成されたのがこのバンドであり
LAメタルも円熟の期に入りつつあった88年にリリースされた物が
この本作です。
彼のガンズとは本家分家のような関係ですが、その音楽スタイルに
結構な差があることは聴いてみれば一目瞭然。



ガンズは野性味溢れるハードロックをプレイしていましたが、
こちらはもう少しシンプル且つ、メタル寄りな音像。
タテノリ上等で所謂バイカーズロックに近いものも感じます。



冒頭の「No Mercy」から2曲目の「Sex Action」への流れは
いつ聴いても胸を熱くさせてくれます。
また、ギターは少々ラフですがメタル然とした音のため、
聴いている分にはそう違和感は感じません。
ただ、ヴォーカルのフィリップの声が線が細い上に少々不安定な
所為で、どうしてもその点だけは気になってしまいます。
また、9曲目にガールのレパートリーである「Hollywood Tease」を
セルフカバーで収録しているあたりはフィリップのことを慮った
トレイシーなりの気遣いなのかもしれないと邪推してみたり。



全体的にカチッとした音作りで安心して聴いていられる1枚。
メジャーレーベルからのリリースだけありその辺はキチンと
しているようで安心です。



そういえば、俺の所有している盤は2007年版ですが特にリマスター等の
表記がありません。
現在は安価な輸入盤がリマスター仕様で出回っていますが、国内盤の
その辺の事情がどうなっているのかは知りたいところでもあります。
ユニバーサルは紙ジャケ絡みでもないとその辺の表記をしない
例が多いものですから。


















それでは。