穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

ホムンクルスの涙

秋晴れが気持ちの良い本日は、仕事で標高1200mオーバーの箇所へ。
そういえば山頂の万年雪は年々減る一方で。
これも温暖化の影響なんでしょうか?



観光用に夏から秋までしか走らない臨時バスは9月に入れば週末と
祝日のみの運行へと変わります。
ご覧の通り、1本乗り過ごすとエライことに。



はい、今日はゴリッと硬質な音楽でも聴きましょうか。
スウェーデン出身のヘヴィメタルバンド、ノクターナルライツが
なんと10年ぶりとなる新譜を発表しました。
タイトルは「PHOENIX



メンバーチェンジを経て心機一転となる約10年ぶりの今作。
タイトルのフェニックスはその気概の現れでもあるかのよう。
ギターが交代した影響なのかは分かりませんが、今作は1曲目
「A HEART AS BLACK AS COAL」からダークでヘヴィなザクザク
リフで攻めてきました。
けれどもダーク要素ばかりではなく、合間合間にきちんと彼等の
特徴であるフックや印象的なフレーズを盛り込むことも忘れて
いない点は流石の一言。



続く2曲目「BEFOR WE WASTE AWAY」以降もダークなムードの
ザクザクとしたギターリフで占められており、どうやら今作は
こうした硬質で暗めな曲調を軸とした曲が多いようです。
そうしたヘヴィネスの要素が強めだからこそメロディアスで
印象的なフレーズが顔を覗かせる度、ハッと息を飲み耳が
惹きつけられてしまうのでしょう。



時代の流れを読み、現代風にアップデートされた曲の数々。
そんな中でも北欧バンドらしい抒情的なメロディーを挟むことに
よって彼等の個性が発揮されているように感じます。
10年分となる彼等が積み重ねてきた諸々を噛み締めつつ、繰り返し
聴き込みたい所存です。














それでは。